この旅に自分なら耐えられたか?:仲野太賀、上出遼平、阿部裕介による「MIDNIGHT PIZZA CLUB」の写真展が福岡で開催中
- ヤマグチヒロシ

- 5 分前
- 読了時間: 2分

俳優・仲野太賀、TVディレクター・上出遼平、写真家・阿部裕介、この3人による旅プロジェクト「MIDNIGHT PIZZA CLUB(通称MPC)」の写真展が、2月4日(水)から福岡・天神のUNION SODAでスタートした。
「MIDNIGHT PIZZA CLUB」とは?
真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。その目的は目的は「世界一美しい谷」と言われるランタン谷を歩くこと。
食って、歩いて、歌って、寝て、怒って、笑って、たまに泣く。標高2440mのホットシャワーに救われ、毒草に苦しめられ、アップルモモに感動し、壊滅した村で韻を踏む青年と出会う。一連の旅物語を仲野太賀を被写体として阿部裕介が撮り、上出遼平が綴る。
阿部裕介の写真は、優しい。だが、甘くはない。ヒマラヤの風景も、人の顔も、すべてが逃げ場のない距離感で写っている。そこに上出遼平の文章が重なることで、旅は美談にならない。むしろ、格好悪さ、苛立ち、嫉妬、不安がそのまま残る。
そして、その中心にいる仲野太賀がいい。無防備すぎて、読者の感情を全部引き受けてしまう。この三角関係が、MPCを単なる旅記録から<今の時代のドキュメント>に押し上げている。
読む側は、いつの間にか第三者ではいられなくなる。
福岡の展覧会が大行列スタート
本日から、福岡・天神のUNION SODAで写真展が始まった。オープン前から国体通り沿いに多くの多くのファンで行列が出来上がっていた。
これは「本の展示」ではない。本が現実世界に侵食してきた痕跡だ。ページの中で想像していた風景が、プリントとして、物として、距離を持って立ち上がる。写真を見るというより、「この旅に自分なら耐えられたか?」と問い返される感覚に近い。
物販では書籍『MIDNIGHT PIZZA CLUB』の他、上出遼平が撮影した写真と阿部裕介、仲野太賀の対談を収録したZINEも販売。グッズとしては、Tシャツ、スウェット、パーカー、キャップ、手拭いがラインナップされていた。
イベント情報
UNION SODA 10th Anniversary EXHIBITION
“ MIDNIGHT PIZZA CLUB ” FUKUOKA
会期:2月4日(水)〜 2月11日(水)
時間:12:00〜18:00
入場:無料(※要チケット予約)
会場:UNION SODA(福岡)
※混雑緩和のため入場制限あり
※2/4・2/5は阿部裕介氏在廊予定
※写真作品のみメール予約可
詳細・チケット予約は UNION SODA 公式案内からご確認ください。

















